大山・蒜山とその周辺


藤井諭の山岳写真集です。 大山とその周辺の記録を撮影年月にまとめたものです。 四季を通じて山の表情に加え、森、沢、花を入れた撮影しました。 大山・蒜山とその周辺の山々の自然の美しさ、豊かさ、厳しさなどを感じて頂ければ幸いです。


新緑と残雪
2005年5月 新緑と残雪(文珠越付近) この頃は残雪が多く新緑との対比が美しかった。今では雪が溶けてなくなる。

雪の下蒜山
2006年3月 雪の下蒜山は純白で美しい。 中蒜山から撮影。

蒜山の紅葉
2006年10月 蒜山の紅葉。 上蒜山〜中蒜山から撮影

縦走路
2007年4月 星山から櫃ケ山への縦走路。 展望の良い尾根歩きで長い。


2007年4月 最後の櫃ケ山を越えて下山。 長いが展望の良い縦走路だった。

快適な尾根歩き
2007年6月 長い急坂を登り切り、展望の良い尾根を歩き泉山へ。

美しいサラサドウダン
2007年6月 6月の泉山ではたくさんのサラサドウダンが咲く。 ゴージャスな美しさだ。

クッキリ大山
2007年10月 今日の大山はひさびさのクッキリ!スッキリ! 甲ケ山山頂より

紅葉の甲ケ山
2007年10月 小矢筈より見る紅葉の甲ケ山。 岩と紅葉のコントラスト。

ゴジラの背にあそぶ
2007年10月 ゴジラの背でスリルを楽しむ女性たち。 これがMHCの特長です。

雲の中を進む
2008年2月 ガスの中を三平山に登る。 展望がないのは辛い。ルートを間違えないように進む。

山頂のシュカブラ
2008年2月 三平山山頂のシュカブラ。 雲の中で何も見えず、長いシュカブラが厳しい寒さを表現していた。

船上山の眺望
2008年10月 船上山の眺望は岩と滝。 岩壁には雄滝と雌滝が並ぶ。

三平山から雪の大山
2009年2月 三平山から雪の大山は雄大だ。 三平山は雪山入門としてMHCの定例となった。

蒜山高原を見下ろして
2009年2月 蒜山高原を見下ろして雪山を歩くのは気持ち良い。 広々として開放感に溢れる。

早春の大山
2009年3月 早春の大山はまだ雪に覆われる。 雪の剣ケ峰は雄大だ。

紅葉のブナ
2010年11月 鷲峰山の山頂付近にはりっぱなブナの森がある。 三角点の近くにみごとなブナの木が立ち紅葉まっさかりであった。

キャラボクの樹氷
2010年12月 雪に覆われるダイセンキャラボクの森。 モコモコした樹氷が風流だ。

雪の蒜山縦走
2011年3月 クラブで中蒜山から上蒜山まで縦走した。 無風快晴の絶好の天気で雪山ラッセルを堪能した。


2011年3月 中蒜山からラッセル縦走し槍ケ峰で締めの集合写真。 バックの大山が微笑んでいた。

文殊越の残雪
2011年5月 文殊越付近はブナの新緑と残雪のコントラストだ。 近年は温暖化のせいか残雪が少なくなってきた。

残雪の振子沢
2011年5月 残雪の振子沢は山陰の剣沢とも言える。 こんな素晴らしい雪渓が山陰にあることを誇りに思う。

姿を現わした親指ピーク
2011年6月 雲から姿を現わした親指ピーク。 親指を突き出したような姿が異様だ。

紅葉の親指ピーク
2012年10月 親指ピークは急でロープを使い慎重に下った。 紅葉がカラフルだ。

紅葉の山肌
2012年10月 振子山の山肌は紅葉が美しい。 烏ケ山は夕陽に輝いている。

ユートピアの日の出
2012年10月 ユートピア小屋に泊り日の出を拝む。 烏ケ山のシルエットが素晴らしい。

朝日に染まる三鈷峰
2012年10月 早朝の象ケ花から朝の三鈷峰。 紅葉が朝日を浴びて美しい。

影大山
2012年10月 日の出とともに奥に大山の影、手前に三鈷峰の影がダブルで現れた。 撮影場所はユートピア小屋からの下り。

純白の剣ケ峰
2013年3月 弥山から剣ケ峰は純白で凛々しい。 誰もいない山頂だった。

樹氷の大万木山
2014年3月 大万木山は一面の樹氷だった。 樹氷の間から鋭角の猿政山を遠望できた。

ギボウシ大斜面
2014年7月 一ノ沢のギボウシの大斜面。 地味な花だがこれだけ群生すると感動する。

一ノ沢の日本庭園
2014年7月 一ノ沢の上部に広がるコケの山肌。 広大に広がる日本庭園だ。

早春賦(2020年県展入選作品)
2015年3月 大山8合目にかかると谷間は雲で埋まった。
三鈷峰や甲ケ山が雲海に浮かぶ幻想的な風景だ。

雲を突き破る烏ケ山
2015年3月 大山頂上に立つと、烏ケ山が雲を突き破るように聳えて見えた。
炊き雲が流れて幻想的だ。

剣ケ峰への道
2015年8月 天狗ケ峰から剣ケ峰への道は両側が切れ落ちている。 落ちないよう慎重に進む。

振り返り
2015年8月 危険部を越えて振り返ると天狗ケ峰に2人の登山者が。

弥山への稜線
2015年8月 剣ケ峰に登頂すると、弥山への稜線を全貌。 雲が湧き危険なラクダの背もある。


2015年8月 帰路も厳しいルート。狭くて滑りやすい。

天狗ケ峰に登山者
2017年11月 三ノ峰から望む剣ケ峰。 天狗ケ峰に登山者が見える。

槍尾根と烏ケ山
2017年11月 晩秋の槍尾根と烏ケ山。 登山者が颯爽と歩いてる。

夏空の花
2018年7月 キリン峠で青空に咲くシシウドを撮った。 夏の青い空に向かってグングン伸び、背比べをしていた。

2019年7月 崖に咲くオニユリ
一ノ沢に咲くオニユリ。 すぐ奥は深い崖となているが花たちは平気だ。 人があまり来ないので安心かもしれない。

剣ケ峰への道
2019年11月 三ノ峰から天狗岳を経て剣ケ峰への道を一望する。 特に天狗岳から剣ケ峰は両側が切り立って狭く緊張する道だ。

紅葉のピーク群
2019年11月 槍尾根から紅葉の烏ケ山と蒜山の山々を望む。 ここは烏ケ山と槍ケ峰のピークが一直線に並ぶポイントだ。 槍尾根はアップダウンを繰り返しながら烏ケ山に至る険しい尾根道だ。 この日は秋晴れで空気は澄み、遠く四国石鎚山まで望まれた。

春を待つキリン峠
2020年5月 5月のキリン峠は 雪が残り木の芽吹きはこれから。

一枚岩渓谷
2020年5月 船上山には自然豊かな滝が多くある。最も奥深くにあるのが一枚岩渓谷だ。 その名の通り、ツルリとした一枚岩を自然が削った渓谷で、苔に覆われた幽谷である。

咲き乱れる夏の山
2020年8月 大山の西斜面はこの時期に花が咲き乱れる。 ギボウシは白く、シモツケソウは赤く満開となる。 山頂に向けて高度を上げると花の背は低くなり、緑の苔に変って行くのが風流だ。

紅葉を纏う大山剣ケ峰
2020年11月 大山南壁は白く荒々しく連なる。 そして紅葉の時期には白い山肌とのコントラストが美しい。 その最高峰の剣ケ峰の姿を、三ノ沢奥深くに入り捉えてみた。

雪のブナ林
2021年1月 奥大山から雪道を鍵掛峠へ歩くと、雪のブナ林が幻想的で美しい。

厳冬の烏ケ山
2021年1月 奥大山から雪道を鍵掛峠へ歩くと、厳冬の烏ケ山が白く聳えている。

厳冬の大山南壁
2021年1月 鍵掛峠から厳冬の大山南壁を仰ぐ。 この時期は雪深く誰もいない鍵掛峠だった。

残雪の大山南壁
2021年3月 春遠からじの大山南壁で田畑にも雪が残る。 今日は左に聳えるキリン峠を目指して登る。

雪に覆われる槍尾根
2021年3月 この時期の奥大山は雪深く、スノーシューとアイゼンを使って登る。 稜線に取り付くと突然視界が開けて槍尾根が大きい。 三ノ峰が青空に向かって先鋭に聳えていた。

新緑と大山別山
2021年5月 別山は個性的な独立峰だ。 元谷の奥に入り見上げるとその残雪と、新緑のコントラストが雄大だ。

新緑のブナ
2021年5月 毛無山に鳥取県側から登った。 新緑のブナの大木が大空に向かってグングン伸びていた。

ダイセンクワガタとゴルジュ
2021年7月 ダイセンクワガタを求めて二ノ沢の深部へ。 ゴルジュに入る手前にその群生があった。花は小さい!

紅葉のトンネル
2021年11月 烏ケ山を目指して登る途中に紅葉の道が続く。 まるで紅葉のトンネルのようで気持ち良い。

先鋭の山頂へ
2021年11月 鳥越峠から烏ケ山へ進むと道は荒れていた。 北峰を越えると先鋭な主峰が聳え道は狭い尾根から切れ落ちる。 紅葉の続く道を、頂上を目指して慎重に進む。

巨大なカラス
2022年2月 東の尾根から見上げる烏ケ山は烏が大きな翼を広げて覆いかぶさってくるようだ。 その姿には圧倒される。

大山と黒熊
2022年3月 鳥越峠から烏ケ山南峰の雪の急壁を登り切ると、 目の前に黒熊のような主峰が迫る。 美しい雪の大山南壁とは対照的で面白い。

異形の岩峰
2022年6月 甲ケ山から矢筈ケ山へ縦走した。 振り返ると甲ケ山の岩峰が異形で驚く。 大休峠に下り香取までまだ先は長い。

夕日の剣ケ峰と別山
2023年3月 小屋泊で午後登ると夕日を浴びる剣ケ峰と別山が勇壮だ。

夕日を浴びる大山山頂
2023年3月 剣ケ峰への稜線が夕日に染まった。 今日の山頂は誰もいない。

夕陽の大山山頂
2023年3月 中海と美保湾が夕陽でピンクに染まった。 弓ヶ浜の曲線がセクシーだ。今日は誰もいない山頂小屋の泊り。

新緑と残雪の大山
2023年5月 新緑と残雪の大山北壁。 新緑が鮮やかで生命力あふれる季節に北壁の残雪とのコラボレーション。

船上山鱒返しの滝
2023年7月 船上山鱒返しの滝を滝見台から。 新緑はもう終わり、秋に紅葉がきれいだろうか?

雲の湧く雲居平
2023年8月 下蒜山の登りから雲居平を見下ろすと雲が湧いていた。 まさに雲居平だ。

紅葉の岩峰
2023年11月 ユートピアからの帰路に三鈷峰を見上げる。 山肌のヒダが勇壮で、紅葉が輝いて見えた。

北壁とナナカマド
2023年11月 秋の北壁は蔭で暗い。ナナカマドが浮かんで見える。