山上湖の美しい御嶽山

 

811() 曇り時々晴れ

 今回は息子と2人の山行となった。前日に中国、名神、中央自動車道経由で長野県の黒沢口の旅館に入った。当日は車で出発し、御嶽ロープウェイに車を置き七合目まで登る。ここからしばらくは、シラビソの森林帯を登る。八合目付近から潅木帯となり、展望が広がり岩の稜線が見え出す。火山岩の道に変わり、九合目の小屋まで登山者が続くのが見える。修行の山らしく白装束も多い。九合目からは傾斜が増し、山頂を望む頃にコバルトブルーの山上湖が見えてくる。残雪の流れ込む二ノ池だ。山頂の剣ケ峰は登山者がいっぱいで、全国からのいろいろな言葉が飛び交う。360度の展望で雲の上に槍ヶ岳、穂高岳、中央アルプス、南アルプスと続く。

 山頂からは青色の二ノ池を回り、六ノ池のあるサイノ河原を歩く。青のイワギキョウと赤のフジイタドリが一面に咲き乱れている。摩利支天山の直下から、最大の山上湖の三ノ池を見下ろす。急な道を一気に三ノ池へ下り、涼しい湖畔で一服する。ここの水は地元では御神水としてあがめられ、鳥居の横に柄杓がたくさん用意されている。おいしく味わって飲み、ペットボトルにも入れて土産とした。さらに四ノ池までのルートをゆっくり楽しんだ。この先は継子岳、継母岳など高山植物も豊富だそうで、御嶽山は1日では回りきれない大きな山である。遠くの剣ケ峰が雲に覆われる頃、八合目へのルート(雪渓トラバースあり)を通って下山した。宿に返った後激しい雷雨に襲われ、我々には幸運な山行だったと実感した。記録写真が次のホームページにあります。特に、美しい山上湖が続きますのでご覧ください。

http://www.geocities.jp/fujiistr/

(タイム)飯森駅8:25−八合目9:20−石室山荘10:15−剣ケ峰11:1035−サイノ河原12:20−三ノ池13:10-25―四ノ池13:40−八合目15:00−飯森駅15:50