個人山行報告

晩秋の四阿山

 

200711月 雨後曇

 貸切りで一晩お世話になった、菅平プリンスホテルを送迎車で出発。登山口まで送ってもらう。雨具をつけて8時から歩き始める。森の紅葉はもう終わっている。小四阿から展望が開け、菅平高原が眼下に広がる。中四阿の岩峰にかかると、左正面に根子岳が大きい。四阿山頂は雲の中。高度を上げるとダケカンバの森となりきれいだ。雲の中へ入ると、予想以上に早く無人の山頂に着いた。1045分だった。祠には雪が積もり、木々は霧氷に覆われていた。

雨は雪に変わって寒く、昼食を採ると早々に下山にかかった。根子岳の分岐へ向かって、先行者の雪の足跡が続いていた。中四阿へ下ると雨は止み、雨具をはずしてスッキリした。菅平高原が大きく広がり、スカッとした気分になる。遠く八ヶ岳らしき山脈が続く。小四阿で本日初めて、登ってくる4人パーティとすれちがった。菅平牧場が広がると間もなく登山口。ここに登山者カウンタが設置されていることを、下りで初めて知った。

1310分に下山して、ホテルにお言葉に甘えて電話をし、迎えに来てもらった。親切にも、貸切りのお風呂までご馳走してもらった。至れり尽くせりで感激した。ダボス停留所から1425分のバスに乗り、約1時間かけて上田へ下った。車窓はカラマツの紅葉がきれいだった。上田を161分の新幹線に乗り、子供たちの待つ東京へと向かった。

 

戻る