鳥越峠尾根ピーク
2021年3月15日 晴 鳥越峠尾根ピーク
鳥越峠からキリン峠への尾根に1405mピークがある。 8年前の5月に、そこから見た槍尾根は息を飲むような迫力があった。 今回は積雪のその景色をもう一度見たいと思い出発した。 文殊越から鳥越峠の積雪期は初めてで不安があった。入って見ると雪のブナ林の中はルートは自由で、 鳥越峠はパスし1405mピークのコルに直登した。この積雪期にしか歩けない、オリジナルルートだ。 最後は傾斜が急になり、ワカンからアイゼンに履き替えピークに登った。 槍尾根と烏ケ山の雄姿が素晴らしく、撮影に忙しい充実した時間だった。

朝の大山南壁。撮影日和になりそうだ

輝く南壁は大山の水工場付近から

雪がたっぷり残るブナ林と青空

足跡には落ち葉が残る

ブナの根元は積雪1m

潜る雪はワカンを着け、急坂はアイゼンに履き替え

鳥越峠に近ずくと烏ケ山は見上げるよう

一人ラッセルの跡を振り返る

鳥越峠は左のくぼみ

峠からの1405mピークのコルに向けて直登。雪の季節しか歩けないルートだ

振り返ると奥大山スキー場方面

コルにやっと到着し烏ケ山と対面

1405mピークへの登り斜面

待望の槍尾根が見えた!

キリン沢を挟んで聳える槍ケ峰は高い!

天を突きさす槍ケ峰の雄姿

雪の烏ケ山への道は遠い。鳥越峠は右端の鞍部

雪の烏ケ山の雄姿

下りは自分のトレースに沿って早い

帰路の大山南壁は夕日を浴び輝いていた

今回のトレース図。9:30にスタートし16:30ゴールのコースタイム7時間だった。 文殊越から鳥越峠のルートはなく自由だ。 かすかなスキーの跡を頼りに鳥越峠に向かって進むと、スキー跡は1405mピークに向かっていた。 GPSで確認して鳥越峠はパスし、1405mピークの尾根のコルを目指した。 コルに達すると1405mピークは目の前だった。