谷川岳(1964m)


谷川岳には20代から30代にかけて20回は通っただろう。上野から夜行列車に乗り、水上駅で途中下車。 待合室で仮眠を取り、朝一番の列車で土合駅へ。地下駅から地上まで一山登るような長い階段。 聳える山に向かって車道を進む。ロープウェイ駅を過ぎて西黒尾根の登山口に。ここから日本三大急騰の長い登りが始まる。
マチガ沢からのルートと出会い、展望が開けて向かいの白毛門を望む。肩ノ小屋に到着し、一休みしてトマの耳へ。 さらに最高峰のオキの耳へ登頂。縦走路を進むと一ノ倉沢のノゾキがあり緊張感で楽しめる。 一ノ倉岳から下りは中芝新道へ。ここの下りは急でスリルがありゾクゾクする。 帰りは一ノ倉沢入口からあの有名な岩壁を眺め、一日遊んでくれた谷川岳にお別れ。以上が定番だ。
しかし谷川岳はこれでは終わらない。一ノ倉岳から茂倉岳、武能岳に進み蓬峠へ。歴史ある谷川越えの旧道だ。 上越マッタホルンの大源太山が望める。
毛門から笠ヶ岳、朝日岳の縦走路は、谷川岳と対面しながら歩く展望の良いコースだ。
平標山から仙ノ倉山のコースも良い。平標山には花がたくさん。積雪期の仙ノ倉山北尾根もバリエーションで素晴らしかった。

稜線より見下ろすマチガ沢

急峻な一ノ倉沢を見下ろす

天神山から見る俎グラ

俎グラから万太郎山への道

尾瀬方面と新雪の至仏山

天神山方面より秋晴れの谷川岳

夕日の谷川岳。トマノ耳とオキノ耳がくっきり見える