石鎚山東稜(1982m)
突然の土砂崩れ通行止めで予定の伊予富士、寒風山に登れなくなってしまった。
代わりのコースとして、いつか挑戦してみたいと思っていた石鎚山の東稜を登った。
事前情報で標識や鎖・ロープは全くなく覚悟が必要なルートだ。
赤布やペンキはないがふみ跡は明瞭で迷うことはなかった。
ただし登りは上へ進めば良いが、下りは分岐が所々にありルートを間違えると危険だ。
岩場が4箇所あり南尖峰直下の岩場は3級以上か。上へ抜けた時は思わずバンザイが出た!
誰にも会うことのない秘境ルートだった。
南尖峰までが厳しかったので、天狗岳、弥山への道は易しく普通の登山道に思えた。
土小屋から東稜を目指して進む
あの先端が南尖峰だ
あの尾根から取り付くのか
東稜基部に到着。案内は一切ない
あの巨大な壁を登るのか
右が大砲岩、左は矢筈岩
岩の切れ込みが鋭い
ピンクのアケボノツツジが気持ちを落ち着かせてくれる
絶壁を見ながら急斜面を登る
目指すのはあの山の先端!
美しいシャクナゲに緊張感がほぐれる
核心部が近ずく
いざ核心部への緊張感
オチャラケに気分がほぐれる
緊張して3級の岩場を突破し上へ
南尖峰に登頂。ここまで厳しいルートだった
次は天狗岳だ
北側がスッパリ切れ落ちる迫力
奥に弥山も見えてきた
天狗岳に登頂
ロープウェイからの道が良く見える
前日登った瓶ケ森が霞に浮かぶ。手前は大森山
壁はスッパリと切れ落ちる
天狗岳を振り返る
間もなくゴールの弥山山頂
帰路の石鎚スカイラインから振り返る南尖峰と東稜。
右肩の急峻な尾根を先端まで登ることができて感無量だ!
石鎚山の山頂はさらに奥にある。
東稜基部から南尖峰、天狗岳を経て弥山に至る石鎚山東稜コース
東稜基部から南尖峰まで3時間半かかり、天狗岳を経て弥山までは1時間だった。