大山新緑と残雪


新緑と残雪の大山を求めて、文殊越と元谷を訪れた。 木谷登山口からの山道は鳥の声に溢れ、鳥の撮影者にも出会った。 ブナの森の新緑は清々しい。残雪はほとんど消えて、前日積もった霰のみだったのは残念。
元谷登山道ではすれちがう登山者に、非常事態宣言中の関西弁が多いのが気になった。 元谷の避難小屋からさらに奥に入ると、北壁のながめが素晴らしい。 新緑と残雪の共存する最高のタイミングだった。誰もいな靜な場所、時々落石の音がする。 振り返ると新緑の眼下に名和海岸と日本海が広がっていた。

15年ぐらい前の残雪と新緑の写真が目に焼き付き、再会を期待して行った。 残雪と新緑が同居するタイミングはここしかない!と出かけたが、残雪には遅かった。 偶然前日の荒天で積もったあられが、心を慰めてくれた。 鳥越峠の分岐を越えてキリン峠に進んだら、2つのグループが後ろを付いて来た。 鳥越峠の道は下だよ!と注意したら、慌てて引き返して行った。

木谷登山口を入ると新緑がみずみずしい

新緑のブナの巨木

ゼンマイに生命力を感じる

ミヤマキケマン

ここでルートを間違えた2グループに忠告

キリン峠に進むと新緑に雪

木立の間から望む烏ケ山

木立の間から青空

新緑の森は鳥の声に溢れていた

移動中、三ノ沢から望む雪の南壁と新緑

本谷小屋から奥に入ると北壁を一望できる。 別山、弥山、剣ケ峰の雄姿が素晴らしい。 眼下には名和海岸と日本海と、変化に富んだ眺望だ。

新緑の元谷登山道、木立の間に残雪の北壁

元谷の新緑と残雪の北壁

元谷小屋(左)と残雪の北壁

元谷の奥へと入る

正面に剣ケ峰と右に弥山

弥山(左)と別山(右)

新緑の剣ケ峰

新緑と残雪の別山

残雪の剣ケ峰と新緑

名和海岸と日本海を望む

 新緑と残雪の大山北壁