頂上宿泊大山
2023年3月20日(月)〜21日(火) 1日目:晴 2日目:雨  投稿者:藤井
今シーズンの雪山は6回目、締めとして大山頂上小屋に宿泊した。 避難小屋宿泊はMHC遠征の越後三山縦走以来で、寝具・食料・冬山装備持参の荷物は重く体にこたえた。 そのご褒美として雪の大山山頂の夕日は美しかった。 六合小屋で出会った避難小屋管理人によると「今夜はお父さん一人ですよ」。 1週間前の週末は頂上小屋は満員だったそうだ。 貸切りの頂上小屋は真っ暗で冷え、エアマット・シュラフ・シュラフカバーでも寒かった。 天気が下り坂で夜中の風の音が気になった。
2日目の山頂はガスに覆われていた。日の出撮影はできず残念だった。 同年代の登山者が新見から、ヘッドランプで早朝5時半に小屋へ入って来こられた。 撮影は諦めて早々に下山を始めると、雨も降りだした。 雨天でも春分の日なのか次々と登ってくる登山者に出会った。青空の前日登って夕日も撮影出来て良かった。 雪解けが進み3合目でアイゼンを脱ぎ、今シーズンの雪山登山を終えた。

1日目

午後出発、残雪のブナ林

木立の間から三鉾峰が見える

アイゼンを着ける。いい感触だ

5合目に到着。宿泊装備一式でザックが重く年にこたえる

やっと六合小屋が見えて来た。管理人に出会い「今日の頂上小屋はお父さんだけです」

三鉾峰が雄大だ

夕日を浴びる剣ケ峰と別山

目指す弥山はまだ遠い

美保湾と中海

夕日に浮かぶ剣ケ峰

弥山からの夕日の眺め

夕日の最後の輝き。美保湾の曲線がセクシーだ

2日目

朝の山頂はガスに覆われ日の出は拝めず

雨が降り出し早々に下山にかかる

下界がガスに霞む

雨の中を登ってくる人が次々と。今日は春分の日だ

六合小屋まで下る

三鉾峰と甲ケ山が霞む

ブナ林に下ってアイゼンを外し、今シーズンの雪山登山を終了