大船山・檜ケ仙
2021年4月19日 大船山・檜ケ仙
大船山(おおふねやま)は10年ぶりで、ヤブだった道がすっかり整備されていた。
檜ケ仙(ひがせん)は初めての訪問だった。「出雲の山々」のガイドだった。
大船山は茶臼山、朝日山、仏経山とともに神名火山のひとつだ。神名火山は神の籠る神聖な山である。
檜ケ仙には多久氏によって築かれた桧ケ仙城跡がある。毛利方の平田を見下ろし、監視して守っていた。
尼子方の宍道氏は船で宍道湖を渡り平田を攻めたが、桧ケ仙城の存在で落とせなかった歴史がある。
大船山の駐車場は登山口の上に4台ぐらいである。つづら折りの続く登山道だった。
烏帽子岩は山頂から尾根沿いにグルッと廻って往復30分だった。往復2時間。
檜ケ仙の駐車場は特になく道端に2台分程度しかない。つづら折りのない、ひたすら尾根直登の急坂の道だった。
山頂手前の屈折点が本丸でその下に4段の郭がある。往復2時間。
平田の市街から左に檜ケ仙、右に大船山を望む
大船山(327m)
大船山登山口
ミツバツツジの季節
木々が一斉に若葉になるいい季節だ
中腹より宍道湖を望む
青葉が目に染みる
大船山の三角点。木々に囲まれ展望はない
烏帽子岩の分岐へ進む
旅伏山と北山連峰を遠望、左端が平田の市街
上から見た烏帽子岩。高さ3m
烏帽子岩の標識。岩質は流紋岩
下から見上げた烏帽子岩。この山の石神と言われる
笑っている木に出会った
向いの檜ケ仙から見た大船山。右が頂上で烏帽子岩は左になる
檜ケ仙(333m)
麓から見上げる檜ケ仙
登山口。上の民家の間を抜けて左の竹藪に入る
ミツバツツジがきれいだ
中腹から望む宍道湖
ここから城郭が始まる
強固な曲輪と土塁だ
西二郭を見下ろす
主郭は広い
山頂部は北四郭になる。三角点がある
山頂から見下ろす平田の市街
新緑が美しい!
ミツバツツジが咲き誇る
「出雲の山城」から引用した桧ケ山城跡の見取図