雪山訓練(烏ケ山)


2022年2月28日(月) 晴 参加者:4名 投稿者:藤井諭
訓練内容:雪山を始めた初級者を対象に 1.ワカン歩行 2.キックステップ 3.滑落停止 4.グリセード 5.アイゼン歩行
手ごろな急斜面を見つけて踏み固め停止棚を作った。2.キックステップはツボ足で菱形に歩行、 谷側の足の置き方がポイント。登りはつま先、下りは踵!3.滑落停止は耳がピッケルに密着する程にピッケルに体重をかける 4.グリセードは尻セードじゃない。登山靴がスキーでピッケルがストックだ!5.アイゼンは雪面に対しフラットに!
最後に1230mピークまで実地訓練:ワカン歩行、アイゼン歩行:アイゼンは雪面にフラットに、ピッケルの使い方:登りと下りで持ち方を変える
2時間の基礎訓練と3時間の実地訓練はハードだったが、積雪2mと好天に恵まれ参加者には満足いただけたと思う。

鏡ヶ成の休暇村は2mの積雪

新小屋峠からワカンで登る

急斜面で訓練。基本はツボ足でキックステップ

菱形の上り下り。特に谷側の足の向きは谷に向けて恐がらず!

ピッケルを使った滑落停止。足はもっと上げる!

頭をピッケルに付けて!ピッケルに耳を当てる位に体重を乗せる

ワカンの装着訓練

2時間の基礎訓練後、さらに登ると烏ケ山が見えてくる

基礎訓練2時間で熟達の早かった受講者たち

実地訓練で1230mピークまで到着

雪の烏ケ山が雄大だ

青空に聳える山は巨大な烏が翼を広げたよう

雪庇の恐さを実物で学習

休暇村を見下ろしながら下山開始

急斜面の下りでアイゼンの訓練。雪面にフラットに置く

また来るよ!

登山口で発見!竪堀の雪洞は大きく4人は寝られる

自衛隊の訓練跡か?

休暇村に戻ると晴れて雲の取れた烏ケ山

新小屋峠まで車道をツボ足でラッセル。尾根沿いに登り900m地点で訓練2時間。
さらに1230mピークまでワカン、アイゼンを使った実地訓練。尾根沿いに雪崩の危険のないルートを取った。